【木村隆のマーケット&銘柄観察】エンカレッジ・テクノロジは、システム証跡管理の市場拡大が追い風

2014年4月21日 10:00

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エンカレッジ・テクノロジ <3682> (東マ)が戻り第2ラウンド入りをうかがう動きとなっている。2月27日の1718円を底に、4月4日の2538円までリバウンド相場を演じ、現在は次のラウンドをうかがいながら値固めを進めているところ。

  同社は、システム管理者が行った操作内容を克明に記録、システムトラブルや情報漏えいに際しての原因究明や、不正操作や操作ミスを予防する「システム証跡管理」製品(ESSREC)を提供している。

  システム無管理者が不正取得した銀行口座情報からカードを偽造する個人のクレジット情報の漏えい、あるいはシステムの設定ミスによる通信障害など、システム管理の不備、不正や誤操作で企業の信頼が失墜するケースが増えている。そうした人に依存するIT運用の欠陥を補うのが同社のESSRECで、需要は着実に増加している。

  同社では、システム全体の監視や障害を総合的に把握する「ESS」、システム変更の作業手順を自動作成する「ESS AutoQuality」など、品ぞろえを強化している。

  そうした証跡監査市場は同社が創出したもので、当然のことながら証跡監査市場における2012年度の同社の売上げシェアは69.5%と、圧倒的地位を占めている。同社の製品をインストールした顧客の多くは、保守サポートサービス契約を締結しており、収益安定化に大きな貢献をしている。

  前2014年3月期は売上げ12億1200万円(前々期比32.4%増)、営業利益4億1700万円(同35.3%増)を確保した模様。アナリスト筋は今2015年3月期についてもそうした勢いを引き継ぐことを想定している。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【木村隆のマーケット&銘柄観察】ホットマンは割安ゾーンに到達、押し目買い流入へ(2014/04/15)
「一本足打法」相場で細い攻めをつないでコンクリートパイル株に「二本足」展開を期待=浅妻昭治(2014/04/14)
【編集長の視点】東洋ドライは2Q営業益増益を見直し安値から下げ過ぎ訂正買いで急反発(2014/04/18)
【木村隆のマーケット&銘柄観察】ジャパンディスプレイ穏健に始まり大きく育つ相場に発展(2014/04/15)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事