日経平均は25日線からの明確な上放れを見極め/東京株オープニングコメント

2014年4月21日 08:44

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記事提供元:フィスコ


*08:44JST 日経平均は25日線からの明確な上放れを見極め
 日経平均は先週の今年2番目の上げ幅を交えたリバウンドにより、目先的な達成感につながってもおかしくない水準である。先週末の欧米市場はグッドフラーデー(聖金曜日)の祝日で休場だったことも手掛けづらさにつながる。一方、為替市場ではドル・円が1ドル102円45銭辺りでの推移と円安に振れていることもあり、抵抗として意識される25日線からの明確な上放れがみられるかが注目されるところ。

 また、今後は日本でも決算発表が本格化する。好業績を手掛かりにした物色による上昇を見極めるところになりそうである。国内の決算では25日にホンダ<7267>、NTTドコモ<9437>、コマツ<6301>などが予定されている。足元で弱い動きが続いているホンダなどがアク抜けの動きをみせてくるようだと、今後本格化する決算を前に安心感につながるほか、押し目拾いの意識に向かわせよう。

 また、米国では引き続き決算が本格化するなか、23日にはアップル、フェイスブックなどが予定されている。フェイスブック等の動向次第では、足元で波乱含みの状況が続いているモメンタム株の復活が期待されてきそうである。そのほか、23日にはオバマ米大統領が訪日する(25日まで)。TPP(環太平洋経済連携協定)を巡る事務レベルの協議は依然として合意に至っていないが、オバマ大統領訪日に向けて進展がみられる可能性もあるため、関連銘柄への注目度が高まる可能性がある。

 さらに、翌週の30日には日本銀行の金融政策決定会合が開催される。追加緩和はないとしながらも、安倍首相との会談でサプライズを期待する流れもありそう。下値の堅さが意識されやすく、緩やかなリバウンド相場が期待されそうである。《TN》

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