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SQ値と14000円処での攻防に/ランチタイムコメント
*12:02JST SQ値と14000円処での攻防に
日経平均は大幅に反落。330.47円安の13969.65円(出来高概算13億株)で前場の取引を終えている。10日の米国ではネットやバイオ関連株が再び大幅下落。モメンタム・ストックといった相場全体の基調を左右してしまう銘柄への不安定な流れを受けて、日本株市場は幅広い銘柄に売りが先行した。ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>など指数インパクトの大きい銘柄が売り気配から始まるなか、オプションSQに伴う大幅な売り越しの影響なども加わり、寄り付き直後には一時13885.11円と2月安値を割り込む局面をみせた。
ただ、その後はトヨタ<7203>など自動車の一角がプラスに転じたほか、ファナック<6954>などが下げ幅を縮めるなか、日経平均は14000円処での下げ渋りをみせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の8割近くを占めている。セクターでは証券、保険、情報通信、精密機器が2%超の下落となる一方で、鉱業、石油石炭が小幅に上昇に転じている。
日経平均は一気に2月安値を捉えており、ようやく下げ一巡感が意識されやすいところ。ただ、SQ値が13892.77円(推計)であるが、同水準を明確に支持線に変えてくるまでは手掛けづらい状況。また、週末要因から積極的には手掛けづらいなか、14000円での上値の重さが意識されてしまうと、大引けにかけて波乱含みとなることも考えられる。
まずは、このところ続いている後場寄り付き直後辺りからの売り仕掛け的な動きがみられるかを見極めたいところ。需給悪化は警戒される状況ながらも、ややリバウンドを意識させるスタートになるようだと、自律反発を狙った短期資金が流入しやすいと考えられる。また、一気に2月安値を割り込んだことにより、改めて追加の金融緩和策や成長戦略に対する期待感が高まりやすく、緩和メリット株への押し目買いを意識させよう。(村瀬智一)《FA》
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