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【株式市場】ウクライナ情勢の再燃受け模様ながめ気分が強まり材料株を物色
◆日経平均の前引けは1万4641円61銭(167円24銭安)、TOPIXの前引けは1177.38ポイント(19.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億8592万株
8日前場の東京株式市場は、ウクライナで新たに独自共和国を旗揚げする動きが伝えられたため模様ながめ気分が強まり、為替が昨日の1ドル103円台から同102円台の円高とあって、トヨタ自動車<7203>(東1)は3月下旬以来の5700円割れとなり、野村ホールディングス<8604>(東1)も650円割れ。このため材料の出た銘柄を個別に物色する展開となり、有効求人倍率を手掛かりにアウトソーシング<2427>(東1)が東証1部の値上がり率1位。ウィンドウズXPのサポート終了をにらんでインターネットイニシアティブ<3774>(東1)が同2位。
新規上場が2銘柄登場し、丸和運輸機関<9090>(東2)は9時15分に売買が成立し、公開価格3400円に対し3100円で初値。高値は3280円で前引けは3055円。また、トレックス・セミコンダクター<6616>(JQS)も売り気配で始まり、9時21分に公開価格5000円に対し4480円で売買が成立し初値。高値は4950円で前引けは4620円。
東証1部の出来高概算は8億8592万株、売買代金は8363億円。1部上場1802銘柄のうち、値上がり銘柄数は175銘柄、値下がり銘柄数は1573銘柄。業種別指数は全33業種すべて値下がりし、下落率の低い業種は、水産・農林、小売り、化学、サービス、建設、倉庫・運輸、食料品、など。下落率の大きい業種は医薬品、鉱業、ゴム製品、電力・ガスなど。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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