キユーピー 調味料事業やサラダ・惣菜事業などが好調に推移、アジア市場の拡大をめざす

2014年4月7日 09:08

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記事提供元:フィスコ


*09:08JST キユーピー---調味料事業やサラダ・惣菜事業などが好調に推移、アジア市場の拡大をめざす

キューピー<2809>は2日、2014年11月期第1四半期(13年12月-14年2月)業績を発表。売上高は前年同期比5.2%増の1314.79億円、営業利益が同8.8%減の35.59億円、経常利益が同13.0%減の37.46億円、四半期純利益が同10.0%減の20.52億円だった。食品業界においては、簡便な商品へのニーズが一段と高まる中、中食の需要が増加。一方、円安などによる原資材価格の上昇やエネルギーコストの増加などのコスト上昇圧力が続いた。この環境下、調味料事業やサラダ・惣菜事業などが好調に推移したことにより、前年同期比5.2%増の増収となったが、主原料である食油価格や鶏卵相場の上昇などの影響を受け、同8.8%減の減益となった。

セグメント業績では、調味料が海外での拡大が順調に進むとともに、国内もドレッシングが伸張。タマゴは、国内鶏卵相場の上昇の影響に加え、中食向けの液卵と外食向けのタマゴ加工品が堅調に推移。サラダ・惣菜は、需要増を後押しする提案活動と生産体制の強化で、カット野菜や惣菜が伸張している。加工食品は、外食向けの調理用ソースは伸張したが、富士山仙水の売却も影響し減収に。ファインケミカルは、医薬用ヒアルロン酸の販売量は減少したが、医薬用EPAの好調により前年並み。物流システムは、専用物流などの既存得意先の取扱い拡大が進み増収。共通については、前年に発生した食品メーカー向け製造機械の販売分の反動により、減収だった。

14年11月期については、売上高が前期比2.7%増の5450.00億円、営業利益が同9.4%増の245.00億円、経常利益が同5.7%増の251.00億円、純利益が同3.4%増の130.00億円とする計画を据え置いている。国内においては、マヨネーズの万能調味料化や卓上化を進めるほか、スーパーマーケットのチルド売場やネット販売、宅配ルートなど、新たな販路への展開を進める。海外においては、中国や東南アジアの生産および営業の拠点を活用し、エリア特性に応じた展開によるアジアのマヨネーズ市場の拡大をめざす。

キューピー<2809>はマヨネーズやドレッシングなど調味料を主力とする食品メーカー。《FA》

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