後場に注目すべき3つのポイント~緩和メリット関連を中心に資金が流入

2014年4月2日 12:17

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記事提供元:フィスコ


*12:17JST 後場に注目すべき3つのポイント~緩和メリット関連を中心に資金が流入

2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・緩和期待が再燃、自動車から金融関連セクターへ
・ドル・円は103円84銭付近、本邦機関投資家による新規外債投資への期待感で堅調
・後場も緩和メリット中心に注目、出遅れ感の強い中小型株にも関心が高まりそう

■緩和期待が再燃、自動車から金融関連セクターへ

日経平均は大幅に反発。219.44円高の15011.43円(出来高概算12億3000万株)で前場の取引を終えた。1日の米国市場の上昇や円安などを好感。米国で3月の自動車販売台数が予想を上回ったことも好感されている。また、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、「アクティブ運用」を本格化すると報じられたことも刺激材料になった。

自動車株が軒並み上昇するなか、買い一巡後の日経平均は15000円手前での水準でのもみ合いをみせていた。しかし、GPIFの三谷理事長による「実際に運用して運用利回り変わればしかるべき公表」、田村厚労相による「国債ばかり持っているとリスク高まる」といった発言が報じられるなか、先物主導によるインデックス買いによって15000円を回復している。セクターでは朝方の輸出関連から、不動産、その他金融、銀行、証券など緩和メリットセクターに資金が向かっている。東証1部の売買代金は前引け段階で1兆円を超えてきている。

日経平均は15000円を回復してきており、チャート形状では3月12日に空けたマド下限レベルを捉えてきている。米株上昇の流れというよりは、世界的な緩和期待が再燃しているようである。また、GPIFの運用についての思惑が先高期待につながっているようである。とはいえ、日経平均は200円を超える上昇ではあるが、東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が6割程度にとどまっている。マザーズ指数(2.23%)は日経平均(1.48%)を上回る上昇率ではあるが、ジャスダック平均については0.30%、東証2部指数は0.52%の上昇と鈍い。先物主導の面があるため、一気にマド埋めというよりは、15000円での攻防になりそうだ。

■ドル・円は103円84銭付近、本邦機関投資家による新規外債投資への期待感で堅調

ドル・円は103円84銭付近で推移。ドル・円は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など本邦機関投資家による新規外債投資への期待感、東京株式市場が強含みに推移していることで堅調推移。ユーロ・ドルは、1.3791ドルから1.3804ドルで推移。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が後退したことで下げ渋る展開。ユーロ・円は、143円00銭から143円46銭で推移。

12時16分時点のドル・円は103円84銭、ユーロ・円は143円33銭、ポンド・円は172円71銭、豪ドル・円は95円92銭付近で推移。上海総合指数は、2055.96(前日比+0.41%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均はGPIFのアクティブ運用本格化報道や円安進行を受けて15000円台を回復
・緩和メリット関連を中心に資金が流入、テーマ物色も資金の逃げ足は速い
・後場も緩和メリット中心に注目、出遅れ感の強い中小型株にも関心が高まりそう

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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