欧米為替見通し:米国3月のISM製造業雇用指数に要注目

2014年4月1日 17:05

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記事提供元:フィスコ


*17:05JST 欧米為替見通し:米国3月のISM製造業雇用指数に要注目

本日1日の欧米市場のドル・円は、米国3月の雇用統計を見極める意味で、米国3月のISM製造業「雇用」指数を見極める展開となる。

イエレンFRB議長は、先日「量的緩和第3弾終了から利上げまでは6カ月」とタカ派寄りの発言で、2015年の第2・四半期での利上げの可能性を示唆したが、昨日は、「米国の労働市場は脆弱であり、多くの国民は依然リセッションと感じている」とハト派寄りの発言をした。

本日発表される米国3月のISM製造業「雇用」指数では、今週末4日に発表される米国3月の雇用統計が、脆弱なままなのか、それとも、悪天候要因の剥落でポジティブ・サプライズとなるのか見極めることになる。

本日から消費税が5.0%から8.0%へ引き上げられたが、過去2回の消費増税は短期的に円安・株高となっており、安倍トレード(日本株買い・円売り)にとって追い風となる。

【1989年 竹下内閣】消費税 3.0%
ドル・円は、1989年4月の133円から1990年4月の160円35銭まで、約27円、21%上昇。1%につき7%の円安なので、3%の増税では、21%の円安、123円となる。日経平均株価は、4月の32863円から12月の38957円まで約19%上昇した後、日本の株式・不動産バブルの崩壊で、14000円台まで下落した。

【1997年 橋本内閣】消費増税 3.0%⇒5.0%
ドル・円は、1997年4月の124円から1998年8月の147円64銭まで、約24円、20%上昇。1%につき、10%の円安なので、3%の増税では、30%の円安、132円となる。日経平均株価は、4月の17935円から7月の20699円まで約15%上昇した後、翌年のロシア金融危機で12000円台まで下落した。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏・2月失業率(予想:12.0%、1月:12.0%)
23:00 米・3月ISM製造業景況指数(予想:54.0、2月:53.2)
23:00 米・2月建設支出(前月比予想:+0.1%、1月:+0.1%)《KO》

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