カプコン:14年3月期の最終利益を11%増に下方修正、モバイルコンテンツ等の苦戦で特損膨らむ

2014年3月31日 19:43

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【3月31日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 カプコン(東:9697)は31日、2014年3月期の通期連結業績予想を修正し、純利益を前回予想68億円から前期比11%増の33億円に引き下げた。収益性の高いモバイルコンテンツが苦戦したことに加え、オンラインゲーム「モンスターハンター フロンティア G」等が軟調に推移したため利益率が低下した。さらに、事業構造改善費用等の特別損失を約50億円計上する見込みとなったことから予想を大幅に引き下げた。

営業利益は同120億円から同1%減の100億円に、経常利益は同117億円から同4%減の105億円に、それぞれ引き下げた。一方、売上高については家庭用ゲームソフトの目玉タイトル「モンスターハンター 4」やパチスロ機の大型商品「モンスターハンター月下雷鳴」などが好調に推移したため、同970億円から同8%増の1015億円に上方修正した。【了】

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