米国株式相場 下落、クリミアの住民投票控え警戒感

2014年3月15日 05:58

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記事提供元:フィスコ


*05:58JST 米国株式相場 下落、クリミアの住民投票控え警戒感

米国株式相場は下落。ダウ平均は43.22ドル安の16065.67、ナスダックは15.02ポイント安の4245.40で取引を終了した。週末にクリミア自治共和国でロシア編入に関する住民投票が予定されており、ウクライナ情勢の緊迫化への警戒感から終日上値の重い展開となった。セクター別では、公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で銀行やテクノロジー・ハード・機器が下落した。

アパレルのエアロポステール(ARO)は、決算で予想以上に赤字が拡大したことが嫌気され急落。バイオ・製薬のギリアド・サイエンシズ(GILD)は、アイデニックス・ファーマスーティカルズ(IDIX)から特許侵害訴訟を受けたことで下落。一方でビデオゲーム小売のゲームストップ(GME)はバークレイズの投資判断引上げで上昇。オンライン小売のアマゾン(AMZN)はプライム会員の年会費値上げが引き続き好感され、堅調推移となった。

米国はクリミアの住民投票を一切認めない方針で、ケリー国務長官はロシアに対して事態の打開を求めている。住民投票の可否にかかわらず、クリミア半島を巡る問題は長期化する可能性も高まっている。《KG》

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