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中国:1-3月期のGDP成長率は7.5%割れか、景気刺激策は期待できず
記事提供元:フィスコ
*11:27JST 中国:1-3月期のGDP成長率は7.5%割れか、景気刺激策は期待できず
中国の国家統計局が13日に発表した1-2月の主要経済指標は軒並み弱い内容となった。うち鉱工業生産は前年同期比8.6%増で着地。市場予想の9.5%を下回り、約5年ぶりの低い伸びとなった。これを受けて市場では、今年1-3月期の経済成長率が7.5%(政府の通年目標値)を下回るとの観測も出始めている。
政府系シンクタンク、国家情報センターのチーフエコノミストは、1-2月の経済指標がいずれも「合理的なレンジ内」にあるとしながらも、減速のペースは予想を超えていると指摘。今後は、過剰生産能力の整理や「影の銀行(シャドーバンキング)」対策の強化による影響も鮮明化してくるとみられ、景気の下振れ圧力は強いとみている。
一方、これ以前に発表された2月の経済指標も全般に弱かったことから、市場関係者の間では、経済政策の見直しに対する思惑も一部で浮上していた。ただ直近では、李克強首相の発言を受け、政府が短期内に何らかの景気対策を実施する公算は低いとの見方も強まっている。
李首相は13日の全国人民代表開会(全人代、国会に相当)閉幕後の記者会見で、「昨年は短期的な刺激策を実施しなくても経済目標を達成した。今年もできない理由はない」と述べ、景気対策の実施には慎重な姿勢を示唆した。7.5%という成長目標についても、やや低くても容認できるとしている。《NT》
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