波乱の局面も好業績銘柄などは押し目買いの好機か/東京株オープニングコメント

2014年3月14日 08:07

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記事提供元:フィスコ


*08:07JST 波乱の局面も好業績銘柄などは押し目買いの好機か
 14日の東京市場は波乱含みの展開になりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが200ドルを超す下落となり、シカゴ日経225先物(6月限)は一時14300円を割り込む局面をみせている。米国の下落要因は、中国の予想を下回る経済指標やウクライナ情勢の不透明感など、既に織り込まれている材料ではある。しかし、先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ需給要因が加わることで、幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。

 日経平均はギャップ・ダウンから始まり、3日に付けた直近安値14443.10円を割り込んでくることになり、2月安値をボトムとしたリバウンドのトレンドが一気に崩れる。一目均衡表の雲下限での攻防から下放れることにより、遅行スパンは下方転換シグナルを発生させてくるため、投資家心理も悪化することになりそうだ。

 メジャーSQ通過後は大幅な下げに対するリバウンドもみられそうだが、需給状況が悪化することにより、積極的な上値追いは考えづらい。ウクライナでは16日にクリミア自治共和国で行われるロシアへの編入の是非を問う住民投票を控えていることも、手控え要因につながりそうである。

 一方、大幅な下げによってNISA需要など配当志向の動きは強まりそうである。インデックスに絡んだ需給要因による下げとなるなか、イレギュラー的に下げてくる銘柄も出てくると考えられる。四季報など季刊誌の発売もあって好業績銘柄などへは冷静な押し目買いの動きも出てくるだろう。波乱の局面とはなるが、押し目買いの好機となる状況か。《TN》

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