個別銘柄戦略:様子見ムードの強い状況が継続か、資源関連株のリバウンドに関心

2014年3月13日 09:05

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記事提供元:フィスコ


*09:05JST 個別銘柄戦略:様子見ムードの強い状況が継続か、資源関連株のリバウンドに関心

明日のSQを控えて全般的には様子見ムードの強い状況が継続しよう。そのなかで、銅市況の反発を受けて、直近で下げのきつかった資源関連株のリバウンドなどに関心が向かう可能性。一方、バルチック指数は大幅な反落となり、海運株などにはネガティブな見方が強まる公算。また、1月の機械受注の上振れを受けて、前日に下げの目立った工作機械の一角などにも見直しの動きを期待したい。ウクライナ情勢に対する警戒感が強まる状況下、武器輸出緩和報道を受けて、防衛関連などにも注目度は高まる余地がありそう。

そのほか、昨日はダイハツ<7262>など高利回り銘柄の一角で強い動き、配当権利取りの動きが活発化する可能性も。個別では、原子力規制委が優先審査の対象について議論と伝わっていることで、九州電力<9508>には思惑買いが優勢となろう。さらに、エアバスへの炭素繊維複合材供給報道が伝わっている帝人<3401>にも注目か。《KO》

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