【株式市場】日銀の金融政策「据え置き」に上値重いが材料株はなど活況で日経平均は反発

2014年3月11日 16:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万5224円11銭(103円97銭高)、TOPIXは1233.21ポイント(5.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億1390万株

 11日後場の東京株式市場は、日銀の金融政策が据え置きと伝えられたため全般に手控え気分が強まり、三井不動産<8801>(東1)は一時軟調相場に転換。前場にかけて強い値動きだったキヤノン<7751>(東1)は大引けも軟調で、新日鐵住金<5401>(東1)も軟調など景気敏感株の上値が重い。半面、ソフトバンク<9984>(東1)は米国での社長講演に期待する様子があり後場も堅調、アプリックスIPホールディングス<3727>(東1)はアイフォーンなどと連携する機器の開発に役立つ全通知受診モジュールなどを材料に高値更新、UBIC<2158>(東マ)はメール監査システムやビットコイン問題を材料に一時3日連続ストップ高、テックファーム<3625>(東マ)は株式分割発表に続きミライト・ホールディングス<1417>(東1)グループによるテックファーム株取得の発表を材料に2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は18億1390万株、売買代金は1兆6853億円。1部上場1790銘柄のうち、値上がり銘柄数は1144(前引けは1125)銘柄、値下がり銘柄数は492(前引けは508)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は保険、石油・石炭、パルプ・紙、情報・通信、電力・ガス、ガラス・土石、水産・農林、陸運、など。一方、値下がりした業種は鉄鋼、海運、電気機器だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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