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【緊急アンケート】消費税引上げはどこまで織込んだか?
日本インタビュ新聞執筆者に緊急アンケート 【消費税引上げはどこまで織込んだか】
■「3~4割り織込んだ」が圧倒的、大型消費財には影響も
4月1日からの消費税引上げまで約3週間となっている。マーケットは税引上げの影響を見極めようと様子見気分が強まり売買高の少ない状態となっている。マーケットは、『どこまで消費税引上を織込んだか』、執筆者の方々に緊急アンケートをお願いした。(敬称略) 【質問】
Q1、株式マーケットは消費税を何割ていど織込んだか。 Q2、消費税の影響を受けると思われる業種は。 Q3、消費税の影響を受けにくいと思われる業種は。
【株式評論家・摩周湖】
1、8割ていど織込んだとみている。 2、住宅、自動車、家電などが影響を受けそう。 3、情報サービスは影響を受け難いとみられる
【株式評論家・木村隆】
1、4月からの消費税増税について、知らなかったという投資家はいないと思う。この意味では100%織込んでいるとみている。 2、内需関連株は広くデメリットを受けることになりそうだ。しかし、景気が大きく落ち込むことはないだろう。 3、今回の消費税上げが社会保障費の安定した財源確保だから介護産業、医療費抑制のジェネリック医薬品などがメリットを受けると思われる。
【経済ジャーナリスト・小倉正男】
1、2~3割織込んだ。消費、設備投資面で駆け込み需要の反動が予想される。 2、不動産・住宅、自動車、家電製品、電鉄などに影響が予想される。 3、食品などの影響は軽そうだ。
【アナリスト&ジャーナリスト・忠田公夫】
1、4割ていど織込んだと思う。 2、住宅・不動産、家電・自動車、小売、百貨店、外食などに影響が予想される。 3、情報通信、ソフトウエア、産業用エレクトロニクス、機械、鉱業などは影響は受け難いだろう。
【株式評論家・海老原紀雄】
1、7割程度織込んだ。 2、小売、輸送機器、自動車などは影響を受ける。 3、医薬品、銀行、証券は影響はなさそうだ。
【株式評論家・犬丸正寛】
1、上場企業ベースでは影響は小さいとみられるが、非上場企業への影響が予想されGDP全体で見れば4割ていど織込んだのではないか。 2、BtoCビジネスには影響は予想される。とくに車、住宅、大型家電など金額の大きい製品は影響がありそうだ。 3、BtoBビジネスには、それほど影響はないと思われる。
【本紙編集記者・智田 拓】
1、8割ていど織込んだ。 2、家電、紳士服、自動車、ホテル、外食などに影響が予想される。 3、ゲーム、医薬品、情報通信、金融、不動産、建設、非鉄金属などは影響はなさそうだ。
【ロータス投資研究所代表・中西文行】
1、7割ていど織込んだ。 2、住宅、不動産、住設機器、家具、自動車、家電、家電量販店、百貨店、宝飾関係、外食、陸運などに影響が予想される。 3、土木、設備投資関連(機械、計測機器など)、薬品、資源開発、鉄道車両、クラウドサービス、電力・ガス、警備、ネットビジネスは影響はなさそうだ
【アナリスト・水田雅展】
1、3割ていど織り込んだ。 2、住宅、自動車、家電は影響を受ける。 3、公共投資(建設、建設資材)、ネット関連(ゲームなど)は影響が軽い
【本紙編集長・浅妻昭治】
1、4割程度織り込んでいる。日銀の追加金融緩和策発動の時点で100%織り込む。 2、不動産、自動車、百貨店などに影響が予想される。 3、100円ショップ株、税務会計ソフト株、不動産再生事業株、流通関連機器・サービス株などは消費増税でむしろ注目される。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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