(中国)大手不動産SOHO中国、キャッシュフロー悪化の疑惑

2014年3月7日 11:44

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記事提供元:フィスコ


*11:44JST (中国)大手不動産SOHO中国、キャッシュフロー悪化の疑惑
モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、中国のデベロッパー大手SOHO中国がキャッシュフローの悪化を改善するため、保有する商業物件の売却を継続する可能性が高いとの見方を示した。

SOHO中国はこのほど、2013年の期末決算を発表する前、上海にある「SOHO海倫広場」と「SOHO静安広場」の商業ビル2棟を売却した。今回の売却は負債比率などを改善させるためだの見方が優勢になっている。

また、SOHO中国のアニュアルレポートによると、2013年通期の売上高146億2100万元(約2456億円)のうち、143億4200万元は所有する物件の売却で、商業不動産の家賃収入は2億7900万元にとどまったという。

業界アナリストは、SOHO中国の経営方式が上海市で行き詰まっているとの見方を示した。北京市での好調について、石炭開発が栄えている山西省など投資経験の少ない投資家が多いことが一因だと分析。一方、上海市に投資する投資家の多くは長江デルタの出身者であり、豊富な投資経験を持っている人が多いと指摘された。《ZN》

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