政治から読み解く【経済と日本株】:維新今井氏「適切な運用がなされるのかチェックが必要」

2014年3月6日 16:14

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記事提供元:フィスコ


*16:14JST 政治から読み解く【経済と日本株】:維新今井氏「適切な運用がなされるのかチェックが必要」
日本維新の会の今井雅人衆議院議員が、「厚労省によるGPIFの運用に関する報告書案が示され、更にリスク資産に資金が向かうのではないかの観測から株高、円安になっています。相場がどうというより、年金の積み立て金ですから、適切な運用がなされるのか、よくチェックする必要があります。取り寄せて内容を読んでみます。」とツイートしている。

「GPIFに「国内債中心の運用」求めず」「GPIFは物価連動債やREIT投資も検討を」など厚生労働省専門委員の草案が本日10時頃に伝わった。ニュースが流れた瞬間はさほど市場は反応しなかったが、午後為替の円安推移が強まり日経平均は2月戻り高値を突破する強い動きを見せた。

2月末時点でのGPIFにおける国内株の構成割合は約16.2%。昨年末の17%比では低下しているが日経平均の動向を考慮すると当然の内容と言えよう。基本ポートフォリオは12%±6%なので、上限には後1%少しということになる。現状の基本ポートフォリオが変更されない限りは、GPIFが国内株を買い進めることは難しくなってしまうので、市場のみならず政府関係者などから早期の構成割合の引上げが求められている。とはいえ、リスク資産に年金資金を傾けることへの警戒感は根強い。適宜適切な運用がなされるかをチェックする体制作りも必要と言えよう。《MT》

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