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マーク・ファーバー氏、約10年ぶりの来日公演!
*14:52JST マーク・ファーバー氏、約10年ぶりの来日公演!
2014年1月某日、米経済誌バロンズが毎年行う「ラウンドテーブル」が開催された。
著名投資家10名がニューヨークに集まり、その年の相場環境や有望銘柄を一日かけて議論する新春恒例の座談会である。
歴代の出席者の顔ぶれは、債券王ビル・グロス、ゴールドマンサックスの著名ストラテジスト アビー・コーエン、あのウォーレン・バフェットが銘柄選択の手腕を絶賛する若き女性投資家メリル・ウィットマーなど、いずれも運用界の代表ともいえる豪華な顔ぶれだ。
彼らが挙げた注目銘柄は、翌年に運用成績が公表されることもありその発言は、世界の個人投資家から注目を集めている。
座談会の常連メンバーで、書籍『トゥモローズ・ゴールド』の著者であるマーク・ファーバー博士はこう語る。「米国株の10年間をみると年率+11%の成果をあげてきた。決して悪い数字ではないが、それだけに現在の投資家のセンチメントは極端に楽観的で、株価水準は高過ぎる」
ファーバー博士の名を世界に知らしめたのは、1987年のブラックマンデーを警告していたこと。そして、日本経済が低迷し失われた10年と呼ばれていた時期に日本株の底入れを言い当てた、いわゆる「逆張り」の投資哲学だ。
日経平均株価が8000円を割った2003年春に、「13年間にわたる日本株の下げ相場は終焉し、世紀の買い場が到来した」と公言するなど、あとから振り返ると、時代を先読みした洞察が多いことに驚かされる。
現在は、自身のポートフォリオに現金と米国債を多く保有しているというが、10年米国債、香港株やベトナム株、そして金に注目しているという。
2014年3月15日には、約10年ぶりに来日講演を行う。株式市場のみならず、債券、原油、金などグローバル市場に深い洞察を持つ逆張り投資家は、今年の投資チャンスをどう見ているのだろうか?
出所:パンローリング株式会社《FA》
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