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前場に注目すべき3つのポイント~ウクライナ情勢緊迫化で短期売買が主体に
*08:17JST 前場に注目すべき3つのポイント~ウクライナ情勢緊迫化で短期売買が主体に
4日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ヘッジ売りやポジション圧縮の動きが強まる可能性
■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の売り越し
■前場の注目材料:ロシアの供給先行き懸念などで原油市況の上昇が目立つ、資源関連の下支え要因に
■ヘッジ売りやポジション圧縮の動きが強まる可能性
☆日経225想定レンジ:上限14600円-下限14400円
4日の東京市場は、引き続き不安定な相場展開になりそうだ。3日の米国市場はウクライナ情勢の緊迫化の影響を受け、NYダウは一時200ドルを超える下落となった。欧州市場も軒並み大幅な下げとなるなか、幅広い銘柄に売りが先行することになろう。シカゴ日経225先物清算値は大証比120円安の14510円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好に。
売り一巡後は3日に付けたレンジ内(14440-14680円)でのこう着が続くとみられ、ウクライナ情勢の動向を見極めたいとする様子見姿勢となろう。インターファクス通信は、ウクライナの国防省の話として、現地に駐留するロシア軍の黒海艦隊がウクライナ軍の部隊に対し、現地時間の4日午前5時(日本時間の4日正午)を期限に投降を求め、投降しない場合攻撃すると最後通告したと伝えたようだ。国連安全保障理事会は日本時間4日午前に、ウクライナ問題で会合を開く見通しである。
午前中に関してはウクライナ情勢の行方を見極めたいとする様子見ムードのなか、リスク回避的な流れからポジション圧縮の動きが強まる可能性がある。先物でのヘッジ売りが、現物市場への裁定解消売りにつながる需給展開といったところか。また、軍事行動が回避されたとしても積極的にポジション取りに行く流れにはなりづらいだろう。短期的なショートカバーはありそうだが、日経平均はレンジ内での推移にとどまりそうだ。
ただ、3日の東京市場では介護ロボット関連銘柄が軒並み強含みで推移するなど、個人の物色意欲は衰えていないようだ。日経平均の調整を横目に、材料のある銘柄への物色が根強いだろう。また、3月期末が近づくにつれて、借株の返却に伴うショートカバーといった期末特有の動きなども次第に意識されやすく、売り込まれていた銘柄などには関心が向かいやすいとみられる。
■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の売り越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1930万株、買い1140万株、差し引き790万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
2月25日(火):580万株の買い越し
2月26日(水):100万株の売り越し
2月27日(木):490万株の買い越し
2月28日(金):650万株の買い越し
3月3日(月):50万株の売り越し
■前場の注目材料
・米国株安でウクライナ情勢緊迫化によるリスク回避は継続する公算
・ロシアの供給先行き懸念などで原油市況の上昇が目立つ、資源関連の下支え要因に
・海外重要イベントも控え、引き続き値動きの軽い銘柄に短期資金の関心が集まりやすい
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 2月マネタリーベース(1月末残高:200.9兆円)
11:00 菅官房長官、定例記者会見
<海外>
09:30 豪・10-12月期経常収支(予想:-100億ドル、7-9月期:-127億ドル)
09:30 豪・1月住宅建設許可件数(前月比予想:+0.5%、12月:-2.9%)《KO》
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