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概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は反落、弱い国内外の経済指標が圧迫材料
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は反落、弱い国内外の経済指標が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 47094.40 -1.08%
先週末2月28日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比512.35ポイント安(-1.08%)の47094.40で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは11、値下がり57、変わらず5と売りが優勢。消費者サービスとヘルスケアを除くすべてのセクターが下落し、中でも石油・ガスや資本財に売りが集中した。
朝方は堅調な値動きを示したが、その後は下げ幅を急速に拡大させた。軟調な米経済指標が鉄鉱石など資源輸出銘柄の売り手がかり。また、シティグループが鉄鋼大手ナショナル製鉄(CSNA3)の投資判断を「セル」に据え置いたことも同セクターの圧迫材料となった。鉄鉱石や鉄鋼価格の不安定性が弱気評価の背景。
【ロシア】MICEX指数 1444.71 -0.28%
2月28日のロシア市場は4日続落。主要指標のMICEX指数は前日比3.99ポイント安(-0.28%)の1444.71で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは26、値下がり24と買いが優勢となった。
中盤に買い戻されたが、その後は再びマイナス圏に転落した。ウクライナとの軍事衝突観測が高まっていることが、天然ガス大手ガスプロム(GAZP)など同国と関係の深い銘柄の売りにつながった。ウクライナ暫定政権はこの日、ロシア軍の行動範囲が基地を超えており、クリミア半島を侵攻したと発表した。なお、ロシア上院は翌3月1日、クリミア自治共和国のロシア人を脅威から守るため、ウクライナでの軍事力行使を承認した。
【インド】SENSEX指数 21120.12 +0.63%
2月28日のインドSENSEX指数は5営業日続伸。休場中に米国市場が上昇した流れを引き継いだ。5月までに実施される総選挙で政権交代が実現するとの期待が強まる中、外国人機関投資家(FII)の買い越し継続が安心材料になった。総選挙では最大野党・インド人民党(BJP)が政権を奪回し、BJPのモディ首相候補がインフラ整備を加速させるとの見方が根強い。また、タタ自動車など「タタ関連株」が活気付く場面があり、親会社によるグループ企業株購入の思惑が出たもよう。
【中国本土】上海総合指数 2056.30 +0.44%
2月28日の上海総合指数は続伸。中盤には値を崩す場面もあったが、大引けにかけて戻した。優良株に約定日と受渡日が同日になる「T+0」取引が導入されるとの観測を受け、後場に入って証券株が上昇。また、政府がネットセキュリティを国家戦略に引き上げる方針を示したことを受け、通信関連が堅調に推移した。一方、人民元相場の急落が市場心理に影響したほか、足元上昇していた石油・ガス関連に利益確定売りが広がった。《FA》
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