関連記事
【木村隆のマーケット&銘柄観察】日立国際電気は半導体製造装置の好調が顕著、さらなる増額が有力
日立国際電気<6756>(東1)はここ値固め場面に入り、好業績買いが一巡したかのような足取りだが、業績の回復ピッチは市場の想定を上回る。好業績買いの余地はなお大きい。
今2014年3月期の第3四半期累計決算は売上げが1005億円(前年同期比11%増)、営業利益55億4100万円(同299%増)の好決算となった。つれて、通期の見通しについて、売上げを1600億円から1670億円(前期比20%増)に、営業利益を125億円から155億円(同152%増)にそれぞれ増額修正した。昨年11月に続く2回目の上方修正となるが、アナリスト筋ではレーティングの引き上げ、目標価額の引き上げなど、同社に対する評価を高めており、今後3回目の増額の可能性も十分との見方が強まっている。
第3四半期累計決算では 映像・無線ネットワークが防災行政システムや消防無線システムなど公共向け需要拡大により伸長、エコ・薄膜プロセスも半導体市況の回復に伴い大幅増となった。第3四半期のエコ・薄膜プロセスの受注高は従来ガイダンスの200億円程度を上回る352億円となった模様で、ここらあたりが第3回目の増額修正につながる期待感を強めている。
さらに、2015年3月期も2016年5月末までにデジタル化へ移行が求められる消防無線や、ブラジル他中南米諸国の地デジ日本方式採用などをけん引役に、映像・無線の需要は堅調に推移しそう。半導体製造装置部門でも韓国大手の中国国内工場での投資拡大、国内新ファブ向け投資、DRAM投資再開とメモリー関連に強みを持つ同社にとって、ポジティブな経営環境が続く見込み。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目のリリース】翻訳センターの大株主ウィザスが提携解消し5位株主に後退(2013/02/21)
・【今日の言葉】減少目立つ売買代金(2013/02/20)
・【今日の言葉】囁かれる狂乱物価の心配(2013/02/21)
・【じっくり投資コーナー】田淵電機は昨年夏からのモミ合い上放れ近そうだ、利益3.3倍(2013/02/21)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
