ファーストリテイリング、将来的には香港で現物株発行の可能性も

2014年2月20日 11:54

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記事提供元:フィスコ


*11:54JST ファーストリテイリング、将来的には香港で現物株発行の可能性も
カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング<9983>(06288/HK)は19日、3月5日の上場を前に香港で記者会見を行った。その席で岡崎健・最高財務責任者(CFO)は、制度上の問題で香港預託証券(HDR)形式での上場を選んだと説明。将来的には現物株を発行し、資金を調達する可能性を示唆した。

複数の地元メディアが20日報じた。ファーストリテイリングは今回、HDR発行によるセカンダリー上場を予定しており、新株の発行や資金調達は行わない。香港には株券の不発行制度がないことが背景にある。

HDRについては、流動性の低さがかねて指摘されている。現時点でHDRを上場しているのは、SBIホールディングス(06488/HK)、米高級皮革のコーチ(06388/HK)、資源大手ヴァーレ(06210/HK)の3社だが、出来高はそれほど大きくない。

なお、これより先には、ユニクロ事業を分離上場すれば、現物株の発行も可能と指摘するメディアもあった。岡崎CFOは、情報開示などを積極的に行うことで、流動性の向上につなげたいと述べている。《NT》

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