注目銘柄ダイジェスト(前場):キヤノン、マイクロニクス、コロプラなど

2014年2月19日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):キヤノン、マイクロニクス、コロプラなど

キヤノン<7751>:3148円(前日比+69円)
買い先行。前日に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の1.6%に当たる1800万株を上限としており、取得期間は本日から4月4日までとしている。前回は昨年9月に実施、取得上限の500億円を2週間という短期間で市場買い付けした実績がある。当時の株価推移も堅調推移が続いていたことで、今回も短期間での買い付けに伴う需給インパクトを期待する動きが優勢に。

ブリヂストン<5108>:3688円(同-113円)
売り先行。同社は前日に前12月期の決算を発表、見切り売りのきっかけ材料に。営業利益実績は4381億円で前期比53%増益、従来計画の4000億円を上回り、ほぼ市場コンセンサス並みの着地となっている。期末配当金も27円から30円に引き上げへ。一方、今期は4600億円で同5%増益の見通し。増益率の鈍化見通し、コンセンサス比での下振れが弱材料視される格好へ。ただ、業績予想は保守的な傾向が強い銘柄であり、今回も業績上振れの可能性が高いとの見方が優勢に。また、年間配当金も前期の57円から80円まで引き上げる予定に。

富士通<6702>:645円(同+13円)
しっかり。前日には、豪国防省のICT運用管理を約157億円で受注、グローブ型のウェアラブル端末を開発などと伝わっている。また、三菱UFJでは投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を570円から720円に引き上げている。堅調な国内ITサービスの増収増益が業績をけん引、来期以降の業績予想を上方修正しているようだ。

アルテック<9972>:255円(同+37円)
急伸。米ストラタシスが、3種類の素材を組み合わせて造形できるカラー対応の機器を日本で発売したと報じられている。高価格ながら発売前から数台の受注があったとされており、国内での販売拡大期待が高まる格好に。国内での販売代理店となる同社には恩恵の享受期待が先行している。

高砂熱学工業<1969>:1002円(同+29円)
昨年来高値を更新。2008年9月以来の1000円台回復となっている。野村が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も880円から1136円に引き上げている。国内向けの比率が高く、事業環境好転の影響が相対的に大きいと考えているもよう。受注が好調で今期業績のダウンサイドリスクは払拭されたと考えているもよう。また、意欲的な中期計画にも注目と。

マイクロニクス<6871>:10800円(同-810円)
大幅続落。量子電池に対する期待感や今期業績予想の大幅な上方修正を背景に2月中旬以降は急伸となっていたが、短期的な過熱感も意識される中で利益確定売り優勢の展開となっている。昨日についても、買い一巡後は大引けにかけて急落となるなど高値警戒感は強いとみられ、短期資金の流出入によってボラタイルな値動きに。

ラクオリア創薬<4579>:605円(同+45円)
大幅続伸。名古屋大学における産学協同研究部門の設置を発表したことが材料視されている。4月以降、創薬研究部門の一部である生物研究部の機能を、名古屋大学環境医学研究所、高等総合研究館に段階的に移転すると。同社がこれまで培ってきた創薬研究のノウハウと、名古屋大学の学術研究を組み合わせ、産学連携の下で創薬研究を加速化し、画期的な新薬の創出を目指すとしている。

ミクシィ<2121>:6690円(同+180円)
反発。13日に今期の業績予想を大幅に上方修正して以降は、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」のヒットに伴う業績改善期待を背景に強い動きが続いている。17日には、「モンスターストライク」の利用者が300万人を突破したと発表しており、あらためて業績改善期待が高まりやすい状況のようだ。

コロプラ<3668>:2801円(同+96円)
買い先行。スマホ向けゲームなどネット関連企業を中心に、新興企業の成長に勢いがついていると報じられたことが支援材料となっているようだ。新興企業の2013年10-12月期経常利益は四半期として金融危機後の最高益となったもようで、同社など好業績のネット関連株にはあらためて買い安心感が高まる格好に。《KO》

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