【中国から探る日本株】今年は原発建設が急加速へ、新設容量は昨年の約4倍に

2014年2月19日 08:05

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:05JST 【中国から探る日本株】今年は原発建設が急加速へ、新設容量は昨年の約4倍に
中国政府は大気汚染対策の一環として、原子力発電の拡大を急ぐ方針だ。地元メディア(17日付)の報道によると、2014年は設備容量を864万キロワット(kW)増やす計画。これは2013年の新規稼働実績の約4倍に相当する。原子力発電所の建設が加速する見通しで、国内企業だけでなく、海外の関連設備・部品メーカーにも恩恵が及ぶとみられている。

日本での福島第1原発事故を受け、中国政府は原発建設の審査と認可を一時凍結していたが、2012年10月に再開した。2013年には建設が加速し、福建省と遼寧省で各1基が稼働を開始。その設備容量は計221万kWだった。

一方で、中国政府は原発設備の国産化を推進しており、昨年新規に運転を開始した紅沿河原発(遼寧省)第1号機では、設備の国産化率が75%に達したと報じられている。ただ、一部の鍛造部品などは依然として海外からの輸入に依存しているほか、原発建設においても経験に欠けるため、当面は海外企業との提携が不可欠とも指摘されている。《NT》

関連記事