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押し目狙いの買いは入りづらい需給状況か/ランチタイムコメント
*12:00JST 押し目狙いの買いは入りづらい需給状況か
日経平均は下落。99.67円安の14435.07円(出来高概算13億2000万株)で前場の取引を終えた。13日の米国市場は上昇し、シカゴ日経225先物清算値は大証比125円高の14625円だったが、オプションSQに絡んだ売買の影響から反応は限られ小幅に反発して始まった。その後SQ通過によるアク抜け感もあって、寄り付き直後には14678.71円まで切り返す局面もみられた。
しかし、先物市場で断続的な売りが観測されるなか、インデックスに絡む売買の影響から下げに転じると、前引けにかけてじりじりと下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>が日経平均を下支えしている。一方、住友不<8830>など不動産のほか、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などが重し。セクターでは石油石炭、保険、情報通信、鉱業などが小じっかり。半面、不動産、証券、その他金融、パルプ紙、非鉄、海運、水産農林、食料品、鉄鋼などが冴えない。
先物市場では断続的な売りが観測されており、前引けにかけてずるずると下げ幅を広げている。週末要因で手掛けづらいほか、このところは後場に入り先物主導で弱含みとなる傾向があるため、押し目狙いの買いは入りづらい需給状況であろう。ソフトバンク<9984>がプラス圏をキープしていることは安心感につながるが、マザーズ指数、ジャスダック平均などは日経平均の下落率を上回っており、個人の需給面への影響も警戒されるところである。
また、業種別指数では不動産の下落率が3%を超えるなど、本日も不動産の弱さが目立つ。アベノミクスによる代表的な銘柄として上昇していたこともあり、海外勢による利益確定の流れが継続しているように映る。アベノミクスや金融緩和メリットとして相場をけん引していたセクターや銘柄への利益確定の流れが目立つなか、冷静に割安銘柄への押し目のタイミングを探りたいところである。(村瀬智一)《FA》
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