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今日の為替市場ポイント:日銀による早期追加緩和への期待は高まらず
記事提供元:フィスコ
*08:33JST 今日の為替市場ポイント:日銀による早期追加緩和への期待は高まらず
昨日4日のドル・円相場は、東京市場では101円38銭から100円76銭で推移。欧米市場では101円68銭まで上昇し、101円64銭で取引を終えた。
本日5日のドル・円は主に101円台で推移か。日経平均株価の反発が予想されることから、ドル・円は101円台前半で下げ渋る見込み。
日銀による早期追加緩和への期待は高まっていない。黒田日銀総裁は4日に開かれた衆院予算委員会に出席した。委員会では、民主党の大串議員が量的・質的金融緩和を終了させる出口戦略について質問したが、黒田総裁は「具体的に申し上げるのは時期尚早」、「さまざまな事態を想定し、それぞれに十分対応できるようなことは考えている。適切な出口は十分に議論し、かつ実施することができる」と語った。
現段階では、物価上昇率2%の目標は達成可能であるとは言い切れない。黒田総裁が量的緩和策からの出口戦略について考えることは時期尚早であると語ったことは当然かもしれない。しかしながら、市場参加者の間からは、黒田総裁は消費増税が実体経済に与える影響を過小評価しているのではないか、との声が聞かれている。
新興諸国の通貨安は一服し、株式市場の混乱は収まりそうな気配であるが、4月の消費増税実施後に経済情勢が悪化することに対する株式市場の警戒感は消えていないかもしれない。《KO》
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