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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、リコー、コロプラなど
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、リコー、コロプラなど
ファナック<6954>:17270円(前日比+500円)
買い先行。同社は先週末に10-12月期決算を発表、営業利益は394億円で前年同期比11%減益、ほぼ市場コンセンサス水準での着地となっている。一方、注目度の高い受注高は10-12月期が1256億円となり、1100-1200億円レベルの市場想定を上回っている。受注の好調を受けて、通期計画の上振れ確度は高まるとの見方が先行、ポジティブに受け止められているようだ。
リコー<7752>:1159円(同+68円)
大幅続伸。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は782億円で前年同期比93%増益、通期予想は1400億円から1200億円に下方修正している。通期営業利益の市場コンセンサス1300億円程度を下回る水準までの下方修正だが、下振れ懸念自体は強かったほか、修正予想はかなり保守的との見方もあり、当面の悪材料出尽くし感にもつながる格好へ。来期以降の業績回復を織り込みに行く動きも先行か。
エプソン<6724>:3035円(同+334円)
急伸。同社が先週末に発表した第3四半期決算がポジティブなインパクトを強めさせている。10-12月期営業利益は439億円、市場コンセンサスの300億円強を大きく上回った。会社側の計画は推定で240億円程度、この水準は上回るとの期待は高かったが、市場予想をも大きく上回る状況となった。また、通期予想も580億円から790億円、前期比3.7倍の水準にまで上方修正、こちらも680億円程度の市場予想を大きく上回っている。
日本ガイシ<5333>:1918円(同+161円)
急反発。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は321億円で前年同期比96.2%増益、通期予想は340億円から420億円にまで上方修正している。実績値は市場予想を20億円強上回ったと見られる。とりわけ、中国においては排ガス規制の強化や大気汚染を受けて同社製品の採用が増加しており、上振れの一因となっているようだ。業績の上振れを素直に評価する動きが先行へ。
住友重機械工業<6302>:503円(同+23円)
買い優勢。同社は先週末に発表した第3四半期決算が買い材料に。累計営業利益は186億円で前年同期比15%減益だが、10-12月期は同2.2倍と急回復へ。通期業績予想に変更はないものの、受注予想を上方修正している。10-12月期の収益水準から見て、据置の通期予想には一気に上振れ期待が高まる格好にもなっているようだ。
タダノ<6395>:1256円(同-203円)
急落。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は145億円で前期比89%増益、大幅増収増益決算ではあるが、想定通りの進捗で短期的な出尽くし感へとつながっているようだ。上半期の営業増益率2.4倍に対して、10-12月期は23%増益とやや増益率は鈍化へ。北米市場がやや落ち込んでいるもよう。
野村マイクロ<6254>:414円(同+24円)
大幅続伸。中国の上下水道事業に参入すると報じられたことが材料視されている。貴州省において、浄水供給と下水処理の事業を受注したと。浄水供給量は9月の開始時で1日あたり7000トンとなっており、今後は2016~2017年にも同州人口の1%をカバーする約11万トンに引き上げ、年間売上高として16億円を見込むとも伝わっている。
サン電子<6736>:1152円(同+47円)
買い先行。4-12月期営業利益は前年同期比47.1%増の19.6億円、経常利益は同50.9%増の20.9億円と大幅増益で着地したことが好感されている。通期計画に対する営業利益の進捗率は98%、経常利益については計画を超過達成しており、上方修正期待も高まる格好に。セグメント別では、遊技台部品事業の売上高が前年同期比17.3%増の77.8億円、営業利益が同41.6%増の13.1億円と堅調に推移した。
ジーテクト<5970>:2780円(同-310円)
売り優勢。先週末に第3四半期決算を発表し、4-12月期営業利益は前年同期比1.5%増の98.8億円、最終利益は同2.0%減の61.6億円となったことが嫌気されている。通期の営業利益は前期比22.9%増の140.0億円が計画されており、低進捗がネガティブ材料視される格好に。なお、自動車メーカーの生産台数の増加が追い風となった一方、労務費や減価償却費などの増加が損益面の重しとなったようだ。
OTS<4564>:195円(同-30円)
大幅安。今期の売上高見通しを47.6億円から10.0億円へ、営業損益見通しを3.2億円の黒字から35.0億円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。がんペプチドカクテルワクチン療法剤C01を用いた膵臓がんに対する第3相臨床試験の早期中止を決定したことで、C01に関する複数の提携契約交渉を協議の上中断したことなどが背景となっている。
ADWAYS<2489>:2272円(同-427円)
売り先行。先週末に、今期の営業利益見通しを6.0億円から7.9億円へと上方修正している。国内の広告事業が好調に推移していることなどが背景。ただし、四季報予想の営業利益は8.5億円が見込まれており、想定以下の内容と受け止められる格好に。なお、本日は地合いの悪化も重なり、同社のほかコロプラ<3668>やミクシィ<2121>など、ネット関連に換金売り圧力が強まっている。
コロプラ<3668>:3305円(同-345円)
大幅続落。同社やサイバーエージ<4751>、アドウェイズ<2489>など、新興市場の主力株が軒並み大幅下落となっている。外部環境の先行き不透明感を背景にリスクオフムードが強まる中で、信用取引の追い証の発生も懸念され、換金売り圧力が強まる状況のようだ。《KO》
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