今日の為替市場ポイント:リスク回避的な円買いは継続する可能性

2014年2月3日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 今日の為替市場ポイント:リスク回避的な円買いは継続する可能性

先週末1月31日のドル・円相場は、東京市場では102円33銭から102円94銭で推移。欧米市場では一時101円95銭まで下落し、102円07銭で取引を終えた。

本日2月3日のドル・円は102円前後で軟調推移か。日経平均株価の続落を警戒して、リスク回避的な円買いは継続する可能性がある。101円台後半で顧客筋などがドル買いを実行するとの見方があるが、ドル・円の上値は重いままか。

今週末7日に発表される1月の米非農業部門雇用者数は、+18万人程度と予想されている。市場予想を大きく上回った場合、量的緩和策の縮小ペースが加速するとの思惑が浮上するとの声が聞かれている。逆に、非農業部門雇用者数が予想を下回った場合は、労働市場のさらなる改善への期待は後退し、ドル売りがやや優勢となる可能性がある。

ただし、量的緩和策の縮小継続の見通しが一変することはないと思われる。NYダウなどの米国の株式市場の反応を観察し、株高になればリスク回避的なドル売りは拡大せず、ドルはすみやかに下げ止まる可能性がある。

12月の非農業部門雇用者数は7.4万人の増加にとどまったものの、1月のFOMC会合で100億ドルの量的緩和策の縮小が決定されていることから、1月の非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回ったとしても2月の雇用統計が改善した場合、3月のFOMC会合で量的緩和策の縮小継続が決まる可能性は十分にあると思われる。《KO》

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