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NYの視点:来週も新興国通貨動向に注目、各国の金融政策決定会合が鍵に
*09:27JST NYの視点:来週も新興国通貨動向に注目、各国の金融政策決定会合が鍵に
1/28付けのシカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで円の売り持ち高は前週からさらに減少。昨年11月初旬以来の低水準を維持した。
■来週のポイント
新興市場通貨動向に引き続き注目が集まる。同時に、各国中央銀行が開催する金融政策決定会合の結果が鍵を握る。欧州中央銀行(ECB)は政策金利を据え置くとの見方が優勢だが、一部で利下げ観測も根強い。そのほか、特に通貨安が取りざたされているポーランドやルーマニア中銀の金融政策に注目が集まる。さらに、新興諸国市場経済を左右する中国の経済指標に注目。中国の国家統計局が発表する1月製造業PMIが景気低迷を確認するとリスク資産解消の動きにさらに拍車をかける。その後、中国は2月6日まで旧正月の休暇に入る。一部中央銀行が自国通貨防衛のためユーロやドル売り介入を継続すると、ユーロやドルの圧力となる。
一方、新興国の混乱にもかかわらずバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長にとり最後となった連邦公開市場委員会(FOMC)は全会一致で量的緩和第3弾(QE3)の縮小継続を決定した。全会一致での決定は2011年6月の会合以降、初めて。ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁は「量的緩和第3弾(QE3)に対する世界の懸念を共有する」と発言したほか、フィッシャー米ダラス連銀総裁はできるだけ速やかな量的緩和第3弾(QE3)の終了を望んでいると発言。また、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁も「FRBは短期の市場イベントに関して過剰に焦点を当てることは不可能」と発言するなど、FRBが現行ペースでQE縮小を継続する可能性は強い。
●各国中央銀行の金融政策決定会合
欧州中央銀行(ECB)(2月6日):予想:政策金利0.25%で据え置き
英国中央銀行(2月6日):予想:政策金利+0.50%、資産購入目標3750億ポンドで据え置き
豪州準備銀(2月3日):予想:政策金利2.5%で据え置き
ポーランド中央銀行(2月5日):予想:政策金利2.5%で据え置き
チェコ中央銀行(2月6日):予想:政策金利0.05%で据え置き
ルーマニア中央銀行(2月4日):予想:政策金利3.5%へ引き下げ(前回3.75%)
ハンガリー中央銀行(2月5日):21日会合分(政策金利を3%から3.85%へ引き下げ決定)の議事録公表
●中国
2月1日:中国・1月製造業PMI(国家統計局):予想50.5(12月51.0)
2月3-6日:旧正月
●米国
2月3日:米・1月ISM製造業景況指数:予想56.0、12月56.5
2月5日:米・1月ISM非製造業景況指数:予想53.6、12月53.0、米1月ADP雇用統計:予想前月比+19万人、12月+23.8万人)
2月3日:米・1月ISM製造業景況指数:予想56.0、12月56.5
2月7日:米1月雇用統計:失業率:予想6.7%、12月6.7%、非農業部門雇用者数:予想前月比+18万人、12月+7.4万人
【1/28IMM】
*日本円
ネット・円売り持ち:-86,192(1/28)←円売り持ち:-114,961(1/21)(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)
*ユーロ
ネット・ユーロ買い持ち:+14,347(1/28)←ユーロ買い持ち: -3,772(1/21)(07年5/15:+119,538過去最高買い持ち高、10年2/9-57,152過去最高の売り持ち高)
*ポンド
ネット・ポンド買い持ち:+22,172(1/28)←ポンド買い持ち:+8,720(1/21)(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)
*スイスフラン
ネット・スイスフラン売り持ち:-441(1/28)←スイスフラン売り持ち: -1,921(1/21)(過去最高スイスフランネット売り持ち高:07年6/19:-79,331)
*加ドル
ネット・加ドル売り持ち:-62,789(1/28)←加ドル売り持ち:-70,327(1/21)(直近ネット買い持ち高最高水準:07年10/12+83001)
*豪ドル
ネット・豪ドル売り持ち:-65,723(1/28)←豪ドル売り持ち:-64,654(1/21)
*NZドル
ネット・NZドル買い持ち:+9,685(1/28)←NZドル買い持ち:+8,556(1/21)
*メキシコペソ
ネット・ペソ売り持ち:-35,316(1/28)←ペソ売り持ち:-3,628(1/21)(直近買い持ち高最高:08年2/29+125,000)《KO》
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