個人投資家、先週からの株安で売り残を解消へ-日経225証拠金取引-

2014年1月31日 16:00

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記事提供元:フィスコ


*16:02JST 個人投資家、先週からの株安で売り残を解消へ-日経225証拠金取引-
東京金融取引所(金融取)の日経225証拠金取引では、先週から続く株安を背景に個人投資家が売りポジションを解消、利益確定の買い戻しが進んでいる。

金融取が1月31日に公表したデータによると、年明け以降、買建玉は12万枚台半ばで推移しており、投資家の目立った動きは乏しかった。ただ、大発会からさえない相場展開となるなか、売建玉は前週22日時点の8万4256枚から1週間で約1割減少、7万6147枚(29日現在)まで売りポジションは減っている。投資家のネット買建玉(買建玉−売建玉)は4万7156枚で、バーナンキショックが発生した昨年5月下旬以来、8ヵ月ぶりの水準に達している。

新興国通貨安に対する警戒感が市場を覆い、為替の円高推移とともに日本株は下への動きを強めている。日経平均は15000円を割り込むなど年始から1000円超の下落に。ただ、売りを入れていた個人投資家が売り残を解消しているということは、ここからの指数一段安は回避されるとの見方が多いというロジックとなる。

日足の一目均衡表の雲下限(14820円)、26週移動平均線(14798円)などが日経平均の短期的なサポートラインとして意識されているようだ。15000円割れの水準では、NISA資金やアジアマネーなどが断続的に入っているとの観測。《MT》

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