イエレン第15代FRB議長氏も新興国への配慮無し

2014年1月31日 13:51

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記事提供元:フィスコ


*13:51JST イエレン第15代FRB議長氏も新興国への配慮無し
バーナンキ第14代FRB議長の最後のFOMCでは、予想通りに、100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)が「全員一致」で決定され、声明文で資本流出懸念が高まっている新興国市場への言及は無かった。


FOMCでの全員一致は、2011年6月以来であり、量的緩和策に対してはタカ派からの反対票、テーパリングに対してはハト派からの反対票が想定されることで、全員一致でのテーパリング決定はややタカ派と見なされている。

2008年9月のリーマン・ショックへの対応策として、バーナンキ第14代FRB議長が発動した量的緩和による3兆ドル強の流動性供給は、ニューヨーク株式・債券市場、新興国の債券・株式市場にバブルを齎した。
テーパリングは流動性の回収であり、新興国からの資本流出となることで、インド、トルコ、南アフリカは防衛策としての利上げに踏み切った。

しかしながら、FOMCでの全員一致のテーパリング決定は、イエレン第15代FRB議長の冷徹なスタンスを示唆している。《MY》

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