【木村隆のマーケット&銘柄観察】ロングライフホールディングは海外展開を積極化、再評価の動きへ

2014年1月31日 10:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ロングライフホールディング <4355> (JQS)は見直し余地が大きい。前2013年10月期は売上げが104億4500万円と前年同期比5.4%伸び、営業利益は5憶2000万円と同25.1%増の大幅増益を達成した。売上げは、初の100億円台に乗せ、営業利益は史上最高益を確保した。そして、今2014年10月期も売上げ116億円と前期比11.1%増、営業利益も5億7000万円と、同9.6%増の、連続して売上げ、営業利益ともピーク利益を更新する。

  同社が標榜するのはホームの高級化戦略。意味するところは低価格老人ホームとは一線を画した市場で事業を展開するということであり、所得層でいえば中級~富裕層に対する最も層の厚いところをターゲットとしている。この市場価格帯において最高のサービスを展開する介護事業者として勝ち組になるべく戦略展開を致しており、そうした流れが顧客に受け入れられている。

  高齢化社会の到来で介護サービス業界は成長が続くものと見られている。ただ、長期的に見ると、高齢化のピークは2025年と推定されており、その後に備えた展開が銘柄選別のポイントになりそう。その点、同社は今年4月にインドネシアでの老人ホーム事業をスタートさせ、海外事業を積極的に展開する。ここで好結果が出るようだと、東南アジアでの展開を促進する。

  足元での好業績は織り込み済みのニュアンスで捉えられているが、海外展開の推進、その収益化はまだこれから織り込まれていく段階だろう。再び見直しの流れが発生することになりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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