サカタのタネ 上期は期初予想を上回る増収増益、通期予想も上方修正

2014年1月31日 10:09

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記事提供元:フィスコ


*10:09JST サカタのタネ---上期は期初予想を上回る増収増益、通期予想も上方修正

野菜や花卉の種苗を手掛けるサカタのタネ<1377>は14日、上期(2013年6-11月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比12.2%増の242.78億円、営業利益が同65.0%増の21.79億円、経常利益が同36.5%増の23.39億円、純利益が同0.6%増の15.08億円と、期初予想を大きく上回って着地した。

売上高については、国内で野菜種子、苗木、球根などの卸売が好調だったことに加え、欧州とブラジルでも野菜種子の販売が伸びたため増収となった。利益面では、北米で生産原価アップの影響を受けたものの、全般的に採算性の高い野菜種子の売上が大きく伸びたことが増益に寄与した。

下期に向けて、引き続き期初に掲げた重点戦略に取り組んでいく。まず、戦略商品を核とした収益性、特に国内収益力の改善を目指すほか、不採算取引の縮小や、物流コストの削減などにより、小売部門の収益力を強化する。海外ではアジア、特にインド・中国の二大市場での営業を強化する。研究開発についてはグローバルに展開して競争力のある商品を効率的に市場に供給していく方針。

好調な上期決算を受けて、決算発表と同時に通期業績予想についても上方修正を発表した。修正後の通期計画は、売上高が前期比3.4%増の520.00億円、営業利益が同48.7%増の33.00億円、経常利益が同1.8%減の35.00億円、純利益が同19.3%減の25.00億円としている。通期計画に対する上期の営業利益の進捗率は66.0%と順調な進捗といえよう。

同社は、「野菜と花の種苗」の開発・生産・販売を手掛ける。穀物を除く野菜と花の種苗会社としては日本国内でトップ3、世界でもトップ10に入る。国内シェアはブロッコリーが約75%、ホウレンソウが約50%、トルコギキョウが約45%、パンジーが約40%と高く、海外でもブロッコリーは60%、トルコギキョウは約75%のシェアを誇る。《FA》

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