【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスは下値切り上げて昨年11月急騰の反動調整一巡、収益改善を評価する流れに変化なく高値目指す

2014年1月31日 09:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発のフライトホールディングス <3753> (東マ)の株価は下値切り上げの動きを強めている。昨年11月急騰の反動調整が一巡した形だ。収益改善を評価する流れに変化はなく高値を目指すだろう。

  フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更し、事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。収益改善に向けて法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などを推進している。

  今期(14年3月期)業績見通し(持株会社移行に伴って従来の非連結見通しを10月15日に連結見通しに変更)は、売上高が19億円~20億円(前期非連結は9億96百万円)、営業利益が1億15百万円~1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益が1億円~1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益が94百万円~1億40百万円(同2億05百万円の赤字)としている。サービス事業の新製品マルチ電子決済端末「インクレディスト」の好調が寄与して収益が大幅に改善する。第2四半期累計(4月~9月)の進捗率が高水準だったため通期増額の可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると1月22日の戻り高値2780円から反落して、足元では全般地合い悪化の影響も受けて1月30日に1785円まで調整する場面があった。ただし12月の直近安値1415円に対して下値を切り上げている。昨年11月に3920円まで急騰した反動調整は一巡しているようだ。マルチ電子決済端末「インクレディスト」が好調であり、収益改善を見直す動きだろう。

  1月30日の終値1838円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の上限値EPS16円51銭で算出)は111倍近辺、実績PBR(前期非連結実績に株式分割を考慮したBPS14円62銭で算出)は126倍近辺である。日足チャートで見ると1月30日の急落は25日移動平均線近辺で下げ渋った。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。昨年11月高値を目指す流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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