22日の中国本土市場概況:大幅続伸、流動性不足懸念の後退で約3週ぶりの高値

2014年1月22日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 22日の中国本土市場概況:大幅続伸、流動性不足懸念の後退で約3週ぶりの高値

22日の中国本土市場は大幅続伸。上海総合指数は前日比43.43ポイント高(+2.16%)の2051.75、深セン成分指数は同227.03ポイント高(+2.99%)の7820.45で取引を終えた。買いが先行した後はじりじりと上げ幅を拡大させた。上海総合指数はこの日、終値ベースで1月3日以来の高値を更新した。

中国人民銀行(中央銀行)が今週21日に続き、明日23日にも買いオペを実施するとの期待が流動性不足懸念を後退させた。中国国内メディアは今日22日、人民銀が14日物と21日物のリバースレポと28日物のレポの必要量を事前調査したと報じた。また、新規株式公開(IPO)の再開を巡る公募のピークが過ぎたため、一段の需給悪化の可能性が低いとみられている。

そのほか、株価の割安感を受けて、上場企業の大株主や会社幹部が相次いで自社株を買い増ししているとの報告も支援材料。統計によると、年初から21日までの買い増し額は25億7300万元(約445億円)に上ったもよう。また、新興企業向け株式市場「創業板(ベンチャー・ボード)」が過去の最高値水準まで回復していることが投資家の不安心理を後退させた。

政策面では、国務院(日本の内閣に相当)が12地域の自由貿易区設立を承認したとの報道や、都市化計画が旧正月連休前後に発表されるとの観測が建設や不動産関連の物色手がかり。また、証券当局が金融市場の改革を推進し、保険資金による株式などへの投資規制の緩和を早急に進める方針を示したことも好感された。《KO》

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