週刊ダイヤモンド今週号より~ユニクロが“弱点克服”に前進、海外急成長で世界戦略を加速

2014年1月20日 08:01

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記事提供元:フィスコ


*08:01JST 週刊ダイヤモンド今週号より~ユニクロが“弱点克服”に前進、海外急成長で世界戦略を加速
「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング<9983>が、“弱点克服”に向け大きく踏み出しました。手薄であった海外事業のテコ入れが効き始め、2013年9-11月期の海外ユニクロ事業売上高は前年同期比76.8%増、営業利益は同97%増となり、それぞれ全体の約3割を占める屋台骨となってきています。

原動力となっているのが、中国・香港・台湾などの中華圏です。ユニクロブランドの認知度が高まったことが販売拡大につながり、昨年9月に開業した世界最大の旗艦店「ユニクロ上海」では、オープン初日に約2000人の客が行列する盛況ぶりとなりました。

中華圏に続いては米国市場に注力し始めています。米国事業の成否は未知数といえ、会社側では黒字化への自信を見せています。いずれにせよ、国内市場の伸び悩みから、海外に活路を見出さざるを得ない事情があり、実際に出店余地もまだまだあります。ザラを展開するインディテックスは本国スペインの売上高が21%にすぎず、H&Mに至ってはわずか5.9%しかありません。世界のライバルと比べると、海外戦略は大きく見劣りしている状況です。

外国人社員の採用を積極化するなどグローバル化に邁進、今年度の海外出店数は過去最高となる188店を計画しています。柳井会長兼社長が掲げる「20年までに売上高5兆円を達成し世界一のアパレル製造小売企業になる」という目標が現実味を帯びてきたとダイヤモンド誌では指摘しています。《NT》

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