概況からBRICsを知ろう~インド市場は米株安を受けて、アジア株式と足並みをそろえる形で反落

2014年1月15日 09:56

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記事提供元:フィスコ


*09:56JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は米株安を受けて、アジア株式と足並みをそろえる形で反落
【ブラジル】ボベスパ指数 49703.10 +0.56%
昨日14日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比276.20ポイント高(+0.56%)の49703.10で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは45、値下がり23、変わらず4と買いが優勢。セクター別では、通信や公益が買われた半面、石油・ガスや素材が安い。

前半はマイナス圏に転じる場面もあったが、中盤から上げ幅を拡大させた。通信セクターが指数の上昇をけん引。通信大手オイ(OIBR3)とポルトガルの通信会社ポルトガル・テレコムの合併申請をブラジル公正取引委員会(Cade)が承認したことが支援材料となった。Cadeは両社の合併が業界における公平な競争に悪影響を与えないとの見方を示し、顧客数約1億人の巨大な携帯会社の設立を認めた。なお、オイはこの日に4%以上上昇し、昨年10月以来の上昇幅を記録した。

【ロシア】MICEX指数 1469.64 -0.54%
14日のロシア市場は4営業日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比7.92ポイント安(-0.54%)の1469.64で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは23、値下がり27と売りが優勢となった。

後半に買い戻しの動きが活発になったが、引け間際に再びマイナス圏に転落した。対米貿易黒字の縮小が圧迫材料。税関当局は14日、2013年1-11月の対米貿易黒字が前年同期比0.2%減の1893億米ドル(約19兆6872億円)にとどまったと発表。また、期間内のアルミや銅などの輸出も3-11%の減少になったと報告した。

【インド】SENSEX指数 21032.88 -0.48%
14日のインドSENSEX指数は反落。前日の米国株式相場が大幅下落したのを受け、この日のアジア株式と足並みをそろえる形で売り圧力が強まった。一方、13日の大引け後に発表されたインフレ指標を好感した買いが相場を下支え。発表された昨年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比9.87%となり、市場予想(一部メディア)の10.06%と前月実績の11.16%(修正値)をともに下回る伸びとなった。

【中国本土】上海総合指数 2026.84 +0.86%
14日の上海総合指数は5営業日ぶり反発。新規株式公開(IPO)再開への警戒感が根強い中、朝方は軟調な展開を示したが、前場中盤に切り返した。連日の下落で値ごろ感が強まる中、上海総合指数は節目の2000に近づく水準では底堅く推移。保険会社や海外の機関投資家からの資金流入期待が買い戻しにつながった。中国保険監督管理委員会(保監会)は13日、保険会社による株式などへの投資比率を見直す方針を明らかにしている。《FA》

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