欧米為替見通し:「米国雇用統計、12月と1月は悪天候で悪化」

2014年1月13日 16:58

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記事提供元:フィスコ


*16:58JST 欧米為替見通し:「米国雇用統計、12月と1月は悪天候で悪化」
本日13日の欧米市場のドル・円は、悪天候が影響した米国12月の雇用統計に続き、1月も大寒波の影響で悪化する可能性が高いことで続落が予想される。


ドル・円は、2日に105円45銭まで上昇し、フィボナッチ・リトレースメント61.8%戻し(124円14銭-75円32銭)の105円49銭を達成しており、ダブルトップ(105円45銭・105円42銭)により、反落の可能性が高まりつつある。


米国12月の失業率は6.7%まで低下してポジティブ・サプライズとなり、11月の7.0%から米国連邦準備理事会(FRB)の失業率目標の6.5%へ接近した。
しかし、失業率低下は、悪天候による労働参加率の低下62.8%によるものと想定される。

非農業部門雇用者数は、前月比+7.4万人のネガティブ・サプライズとなり、11月の+24.1万人から大幅に悪化した。
非農業部門雇用者数の悪化は、12月の雇用統計の調査対象週である12月12日週の悪天候で27.3万人が就業不能となったことによるものと想定される。


2014年1月の雇用統計も、調査対象週の1月12日週が大寒波の影響で悪化が懸念されている。


米国連邦準備理事会(FRB)の今月の資産買取額は750億ドルに減少しているが、2013年12月と2014年1月の雇用統計が悪天候により悪化が見込まれることで、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)ではテーパリングは見送られ、テーパリング協議は、イエレン第15代FRB議長の最初のFOMCとなる3月まで待たなければならないことになりつつある。《MY》

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