後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株での値幅取りが継続

2014年1月10日 12:19

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記事提供元:フィスコ


*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株での値幅取りが継続

10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・ファーストリテが日経平均を下支え、個人は中小型株へ
・ドル・円は104円87銭付近、米国12月雇用統計を控え上げ渋る展開
・米雇用統計を控え、値動きの軽い中小型株での値幅取りが継続

■ファーストリテが日経平均を下支え、個人は中小型株へ

日経平均は小幅に続落。29.07円安の15851.26円(出来高概算16億5000万株)で前場の取引を終えた。注目されたファーストリテ<9983>の第1四半期決算はコンセンサスを上回ったことで、これが日経平均の押し上げ要因と期待されていた。しかし、オプションSQに絡んだ売買が売り買い均衡との見方に対し、結果は30万株超の大幅な売り越しだったこともあり、日経平均は15800円を割り込んで始まった。

ただ、ファーストリテ<9983>がその後3%超の上昇で下支えしているほか、ソフトバンク<9984>などもしっかりのなか、日経平均は下げ渋りをみせている。セクターでは空運、ゴム製品、石油石炭などが小じっかりな半面、不動産、海運、鉱業、その他金融などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が6割を占めている。規模別指数も大型、中型、小型株指数ともに下落。

オプションSQに絡んだ売買が大幅な売り越しだったことでハシゴを外された格好となったが、ファーストリテ<9983>の強い値動きによって支えられている。日経平均は結果的に、25日線および昨年12月半ばに空けたマド上限レベルで踏ん張りをみせており、押し目買いも意識されやすい水準。

また、昨日同様、日経平均はマイナス圏で推移する一方、東証2部、ジャスダック平均、マザーズ指数はプラス圏で推移している。中小型株のほか、やや仕手系色の強い低位材料株や、本日はバイオ関連などが動意をみせている。三連休を控えているため短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいが、個人主体の投資意欲は強い。

■ドル・円は104円87銭付近、米国12月雇用統計を控え上げ渋る展開

ドル・円は104円87銭付近で推移。ここまでのドル・円は、104円78銭から104円94銭で推移。ドル・円は、米国12月の雇用統計を控えていること、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3603ドルから1.3613ドルで推移。欧米の金融政策の乖離を受けて上げ渋る展開。ユーロ・円は、142円63銭から142円78銭で推移。

12時18分時点のドル・円は104円87銭、ユーロ・円は142円76銭、ポンド・円は172円79銭、豪ドル・円は93円35銭付近で推移。上海総合指数は、2015.72(前日比-0.59%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は先物に振らされるも、ファーストリテ<9983>が指数を下支え
・米雇用統計を控え、値動きの軽い中小型株での値幅取りが継続
・後場も個人主体の材料株物色が主体、先物を引き続き注視

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 11月景気動向指数(予想:先行指数は110.8、一致指数は110.6)《KO》

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