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NYの視点:今週は12月FOMC議事録、ECB定例理事会、中国貿易収支などに注目へ
*07:02JST NYの視点:今週は12月FOMC議事録、ECB定例理事会、中国貿易収支などに注目へ
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめとした米連邦準備制度理事会(FRB)高官による今週末にかけて予定されている講演内容に注目が集まる。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する12月連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の内容にも注目される。FRBはこの会合で量的緩和第3弾(QE3)の縮小開始を決定。議事録では、量的緩和第3弾(QE3)縮小のペースやフォワードガイダンスの変更などに関するヒントが得られるかどうかに焦点が集まる。
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめFOMCメンバーはQEの縮小は「tightening引き締め」ではないと繰り返している。 しかし、12月のFOMC後、OIS(Overnight Index Swap:一定期間の無担保コールレート(オーバーナイト物)と固定金利を交換する金利スワップ取引)市場では0.5%までの利上げが2015年8月に開始されることが織り込まれた。会合前は2015年11月だった。
また、12月の米雇用統計も今後のQE縮小のペースを探る上で重要となる。2014年度のFOMC投票権はないがタカ派として知られるラッカー米リッチモンド地区連銀総裁は「今後の会合でQE縮小ペースを加速することを検討すべきだ」と推奨したほか、経済の成長ペースが加速した場合、2014年末の利上げの可能性を指摘。雇用統計で20万人の持続的な雇用の増加が確認されるとQE縮小ペースが今後、加速される可能性が広がる。これはドルの支援材料となる。
そのほか、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会や英国中央銀行の金融政策会合での結果が注目材料となる。一部のエコノミストは英国中央銀行が利上げの目安とする失業率規準を現在の7%から6.5%へ引き下げると予想しており、実現するとポンドの下落につながる。また、低調な指標が続く中国の12月貿易収支にも注目。予想を下回ると、新興諸国経済への不安が一段と増しリスクを解消する動きに拍車をかける可能性がある。
■米国
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ダドリーNY連銀総裁(2014年FOMC投票権有)、ローゼングレン・ボストン連銀総裁(2014年FOMC投票権なし)、プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁(2014年FOMC投票権有)、コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁(2014年FOMC投票権有)イングランド銀行(英中央銀行)のアンドルー・ホールデン理事(金融安定担当)講演
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上院、イエレン次期FRB議長の承認採決
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ローゼングレン・ボストン連銀総裁(2014年FOMC投票権なし)、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁(2014年FOMC投票権なし)、講演
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米連邦準備制度理事会(FRB)が12月会合の連邦公開市場委員会(FOMC)(12月17-18日開催分)議事録を公表米・12月ADP雇用統計(予想前月比+20万人、11月+21.5万人)
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ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁(2014年FOMC投票権なし)、コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁(2014年FOMC投票権有)の講演、米・12月チャレンジャー人員削減数(11月前年比-20.6%)
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米・12月雇用統計(予想:失業率7.0%、11月7.0%、非農業部門雇用者数:19.5万人、11月20.3万人)、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁(2014年FOMC投票権なし)、ブラード・セントルイス連銀総裁(2014年FOMC投票権なし)
■ユーロ圏
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欧州中央銀行(ECB)定例理事会(予想、政策金利0.25 %で据え置き)、ドラギECB総裁会見
■英国
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英国中央銀行、金融政策決定会合(予想:政策金利0.5%、3750億ポンドの資産購入規模で据え置き)
一部のエコノミストは英国中央銀行が利上げの目安となる失業率規準を引き下げると見ている。
■中国
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12月貿易収支:予想320億ドル、11月338億ドル
12月輸出:予想前年比+5.2%、11月+12.7%
12月輸入:予想前年比+5.0%、11月+5.3%
12月消費者物価指数:前年比+2.7%、11月+3.0%《KO》
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