欧米為替見通し:安倍トレードの掉尾の一振

2013年12月27日 17:11

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記事提供元:フィスコ


*17:11JST 欧米為替見通し:安倍トレードの掉尾の一振

本日27日の欧米市場のドル・円は、クリスマス週のロングウィークエンドで閑散取引の中、オプション・バリアー106円への買い仕掛けの可能性に警戒する展開が予想される。

2013年4月に黒田日銀総裁が異次元の量的・質的金融緩和を打ち出し、マネタリーベースを2013年末に200兆円(前年比+62兆円)、2014年末に270兆円(前年比+70兆円)まで積み上げることを目指した。2013年4月時点のドル・円は95円処だった。

日本銀行のバランスシートは2013年末までに+34%増加、米国連邦準備理事会(FRB)は+24%増加することが見込まれたことで、2013年末のドル・円相場は、+10%(=34%-24%)の105円程度まで上昇することが予想されていたが、本日到達した。

2014年末の日本銀行のバランスシートは、270兆円となることが見込まれているため+35%の増加となる。

米国連邦準備理事会(FRB)のバランスシートは、テーパリング(量的緩和縮小)により、増加率は逓減することが見込まれている。

・20%の場合:+15%(=35%-20%)の上昇となることで、120円となる
・15%の場合:+20%(=35%-15%)の上昇となることで、126円となる

テクニカル分析では、安倍トレード(日本株買い・円売り)の目標値は、安倍第1次政権(2007年)の高値を目指す上昇トレンドが予想される。

ドル・円の短期目標は「三角保ち合い」から108円84銭、中期目標は「斜行三角形」から124円処となる、

日経平均株価の短期目標は「三角保ち合い」から17589円、中期目標は18290円処となる。

【今日の欧米市場の予定】

19:00 ブラジル・12月FGVインフレIGPM(予想:+5.55%、11月+5.60%)《KO》

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