注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、武田薬品、ガンホーなど

2013年12月27日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、武田薬品、ガンホーなど

ソフトバンク<9984>:9230円(前日比+160円)
年初来高値を更新。アリババ関連会社が中国の移動通信免許を取得と伝わっている。中国工業情報省では、モバイルサービスの提供を認めるライセンスをアリババ関連会社など11社に付与しているもよう。業容拡大に伴ってアリババの企業価値が一段と上昇するとの期待感につながっているようだ。また、証券優遇税制の終了に伴う利益確定売りの一巡など、需給改善も追い風とされている。

武田薬品<4502>:4835円(同-265円)
大幅安。糖尿病治療薬「TAK-875」の開発中止を発表、ネガティブなインパクトを強めさせている。薬剤投与による患者の利益が、潜在するリスクを上回ることはないとの結論に達したようだ。開発が進んでいた薬剤であり、ピーク時年商1000億円規模との期待もあっただけに、失望売りが集まる状況となっている。

ルネサス<6723>:618円(同-16円)
さえない。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「売り」でカバレッジを再開、目標株価は460円としている。業績は着実な回復に向かっているものの、期待感から株価は大幅に上昇しており、割高感が強いとの判断。一部製品の撤退など減収要因を引き続き抱えていること、 今後は固定費減があまり見込めないことなどを考慮すると、業績が市場の期待値に達することは難しいと指摘している。

しまむら<8227>:9720円(同-310円)
売り先行。同社は前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は329億円で前年同期比7%減益、9-11月期では同21%減益の109億円にとどまっている。先の観測報道で伝わっていた340億円程度も下回る水準に。12月の既存店売上高も伸び悩みと、第4四半期も低調スタートと見られ、通期2ケタ増益予想には下振れ懸念が強まる形へ。

東宝<9602>:2272円(同+33円)
堅調。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」格付け、目標株価を2450円としている。都心部に多く立地して興行網は国内最大級、話題性のあるコンテンツや有力なコンテンツの獲得に優位な立場にあることで、ラインアップの更なる充実が期待され、今後も邦画市場の成長を牽引していくことになると想定している。なお、SMBC日興証券では、東映<9605>に関しても新規で買い推奨としている。

セルシード<7776>:1790円(同-40円)
売り優勢。今期の売上高見通しを5.3億円から1.1億円へ、営業損益見通しを2.5億円の赤字から5.3億円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。事業提携一時金収入や契約一時金などを見込んでいたが、事業提携については今期中に正式契約締結に至らず、期をまたいで交渉を継続する見込みとなったようだ。

3Dマトリックス<7777>:3115円(同+55円)
買い先行。2014年度から米国の財団と共同で新たなワクチンの開発に着手すると報じられたことが材料視されている。抗原をゲルの中に閉じ込めて皮下に注射することにより、抗原を部分的に高濃度な状態で皮下に維持しやすくなる。また、ワクチンの投与回数を減らしたり、副作用の原因となるアジュバントの量を減らしても十分な効果が期待できると伝わっており関心が高まっている。

JMNC<3645>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。上期営業利益を5000万円から7100万円へ、最終利益を2300万円から3600万円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。売上高は期初計画通りに進捗したほか、販売費や一般管理費の削減効果が損益面の押し上げ要因となったようだ。なお、通期の業績計画については従来予想を据え置いている。

ガンホー<3765>:765円(同+14円)
続伸。昨日は株式分割の権利落ち日となり、手掛けやすさが意識され短期資金を巻き込んだ上昇でストップ高となった。証券優遇税制の廃止に伴う換金売り圧力は一巡したとみられるほか、NISAのスタートによる新規資金の流入など、需給改善期待を背景に見直しの動きが続いている。《KO》

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