ユーロ週間見通し:下げ渋りか、年末に向けたユーロ圏金融機関のリパトリ

2013年12月21日 19:40

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記事提供元:フィスコ


*19:40JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、年末に向けたユーロ圏金融機関のリパトリ

■ユーロ弱含み、欧米金利差縮小観測
ユーロ・ドルは、ドラギ欧州中銀総裁が追加緩和の可能性を示唆したこと、連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和縮小)開始が決定されたこと、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が欧州連合(EU)の長期格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたことで、1.3811ドルから1.3625ドルまで下落した。

ユーロ・円は、日本銀行の追加緩和観測、極東の地政学的リスクを受けて、140円98銭から142円90銭まで上昇した。

取引レンジ:ユーロ・ドル1.3625ドル-1.3811ドル、ユーロ・円140円98銭-142円90銭

■ユーロ圏へのリパトリ(外貨建て資産売却・ユーロ買い)

今後のユーロ・ドルは、クリスマスで閑散取引の中、年末に向けたユーロ圏金融機関のリパトリ(外貨建て資産売却・ユーロ買い)で下げ渋る展開が予想される。

しかし、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測、米国連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和縮小)開始を受けて、上値は限定的だと予想される。

ユーロ・円は、日本銀行による追加緩和観測、極東の地政学的リスクを受けて強含みに推移すると予想される。

主な予定は、27日(金):(仏)11月求職者数合計

予想レンジ:ユーロ・円140円00銭-145円00銭/ユーロ・ドル1.3300ドル-1.3800ドル《TN》

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