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優遇税制廃止控えた利益確定ピークか/東京株オープニングコメント
記事提供元:フィスコ
*08:31JST 優遇税制廃止控えた利益確定ピークか
20日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の重要イベントを通過したことにより、小幅な値動きとなった。日経平均は直近3日間で700円を超える上昇をみせ、短期的な過熱感も警戒されやすい。5月のザラバ高値や節目の16000円を意識するものの、利益確定の流れも強まりやすいだろう。
市場の関心は日銀の金融政策決定会合の結果と、黒田日銀総裁の会見となる。金融政策決定会合では、「異次元緩和」の継続を決める。また、国内景気の現状判断は「緩やかに回復している」とした表現を据え置く方向での現状維持がコンセンサスとなる。
ただし、緩和縮小というバーナンキFRB議長からの予想外のクリスマスプレゼントによって、日本は追加緩和への期待感が意外と高まっていると考えられる。黒田総裁は今月2日の講演で、異次元緩和を3年目の2015年以降も続ける可能性を示唆していることもあり、会見を控え円安の流れが一段と強まる可能性もありそうだ。
物色の流れは、海外勢による買い越しが強まっているなか、指数連動性の高い主力銘柄が中心になりそうである。ただし、19日の値動きをみると、トヨタ自<7203>やOLC<4661>など、一時下げに転じる局面もみられていた。引き続き証券優遇税制の廃止を控え、利益確定の売りが続いているようである。3連休前でクリスマス・ムードのなか、積極的な売買が手控えられる一方で、証券優遇税制の廃止を控えた利益確定がピークとなる可能性もある。《TN》
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