欧米為替見通し:104円の大口のオプション・バリアーの攻防戦

2013年12月13日 17:14

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記事提供元:フィスコ


*17:14JST 欧米為替見通し:104円の大口のオプション・バリアーの攻防戦

本日13日の欧米市場のドル・円は、来週17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)の可能性が高まっていることで、104円の大口のオプション・バリアーへの買い仕掛けが予想される。

2012年11月に始まった安倍トレード(日本株買い・円売り)の真髄は、「安」値からの「倍」返しにある。

日経平均株価は、2008年の安値6994円で二番底を打ち「ダブルボトム」が完成したことで、ネックラインまでの「倍返し」の目標値26800円を目指す展開であり、ドル・円も2011年の安値75円32銭で二番底を打ち、「ダブルボトム」が完成した場合は、ネックラインまでの「倍返し」の目標値160円処(2022-23年)を目指す展開を予想する。

ドル・円は、5月22日に103円74銭まで上昇したが、104円00銭には大口のオプション・バリアーの防戦売りが控えており、バーナンキFRB議長の議会証言を受けたニューヨーク株式市場の下落により、93円台まで反落した。

本日、ドル・円は、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)の可能性を背景に、103円92銭まで続伸しているものの、5月同様に104円に控えている大口のオプション・バリアーの防戦売りが上値を抑えている。

年内に満期を迎えるオプション・バリアーは、104円から106円まで断続的に控えており、クリスマスを控えて、テーパリング(量的緩和縮小)の思惑への「噂で買って」、テーパリング開始という「事実で手仕舞え」という展開になるのか否か見極める展開となる。

【今日の欧米市場の予定】

18:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表(5.50%で現状維持の予想)
18:30 英・10月建設支出(前月比予想:+1.6%、9月:-0.9%)
22:30 米・11月生産者物価コア指数(前年比予想:+1.4%、10月:+1.4%)《KO》

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