13日の中国本土市場概況:まちまち、改革期待などが相場を下支え

2013年12月13日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 13日の中国本土市場概況:まちまち、改革期待などが相場を下支え

13日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比6.72ポイント安(-0.31%)の2196.08、深セン成分指数は同29.17ポイント高(+0.35%)の8429.82で取引を終えた。上海市場は中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売り優勢の展開になった。

証券当局が明日14日にも店頭市場「新三板」の創設地域拡大を発表するとの観測や、来年1月に再開される新規株式公開(IPO)が再びクローズアップされていることが需給懸念を強めた。外部環境では、米量的緩和(QE)の早期縮小観測が引き続き懸念材料となった。

一方、来年の経済運営を決める「中央経済工作会議」の閉幕(今日13日の予定)に伴い、各政府部門が相次いで改革案や来年の計画を発表するとの期待が高まった。また、年金制度の改革に伴い、株式などへの保険資金の流入が加速するとの観測も支援材料となった。

セクター別では、自動車や不動産関連が堅調。主要都市における不動産市場の過熱感が落ち着いているとの報告や、自動車販売が予想以上に伸びたことが支援材料となった。また、「中央農村工作会議」が近く開催されるとの観測も引き続き農業関連の物色手掛かりとなった。

なお、中央経済工作会議の閉幕後、「一人っ子政策」の緩和や金融改革などを含む一連の改革案が相次いで明らかになると予測されている。また、来年の成長方式について、輸出主導から内需拡大への転換が一段と鮮明になると予測され、国民所得の増加ペースがさらに加速するとみられている。《KO》

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