波乱のメジャーSQ、心理反転にはソフトバンクの上昇必要か/ランチタイムコメント

2013年12月13日 11:58

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記事提供元:フィスコ


*11:58JST 波乱のメジャーSQ、心理反転にはソフトバンクの上昇必要か
 日経平均は反発。62.77円高の15404.59円(出来高概算22億株)で前場の取引を終えた。為替市場での円安の流れやシカゴ日経225先物が15500円を上回っていたことから、買い先行の展開が意識されていた。しかし、先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ売買が、5万から10万株程度の売り越しと予想されていたが、実際には46万株程度の売り越しとなり、SQ値は15300円台とシカゴ先物から200円下押すなど、波乱のメジャーSQとなった。
 その後も不安定な値動きが続くなか、前場半ばには一時15251.45円まで下げ幅を広げる局面をみせている。ただ、前引けにかけては切り返す格好からプラスに転じており、15400円を回復した。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100と、全体の6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに下げており、なかでも小型株指数の弱さが目立つ。セクターではゴム製品、非鉄金属、証券などがしっかり。一方、保険、電力ガス、石油石炭、倉庫運輸などが冴えない。
 久しぶりの波乱のSQだった。高水準の裁定買い残高などによる歪みなどから売り越しは想定内だった。ただ、あくまでも1銘柄あたり5から10万株程度であり、シカゴ先物の強い動きから、売りを吸収してくるとみられていた。しかし、結果は46万株程度の売り越しだった、寄付き後も現実を見極めるかのような不安定な値動きとなり、昨日の安値を下回る局面をみせていた。
 ただ、前引けにかけては再び切り返しており、SQによる波乱のシコリは払拭された感はある。ただ、メジャーSQ通過によって海外勢はクリスマス休暇入りとなる可能性があり、物色については個人主体による中小型株物色になりやすいだろう。心理的にはソフトバンク<9984>がプラスに転じることと、ミクシィ<2121>の底打ちが必要か。(村瀬智一)《FA》

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