【中国から探る日本株】4Kテレビの販売急増、低価格化で日本勢には厳しい戦いに

2013年12月11日 08:02

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:03JST 【中国から探る日本株】4Kテレビの販売急増、低価格化で日本勢には厳しい戦いに
中国で、高画質の4Kテレビが売れている。「毎日経済新聞」(10日付)によると、今年10月の販売台数は9万6000台に達し、この月だけで7-9月期の実績(10万4000台)に迫った。業界関係者は向こう数年にわたり、販売の力強い伸びが続くと予測している。

調査会社CMMによれば、4Kテレビが市場全体に占める比率は今年1月時点で0.03%だったが、9月には3.51%へと拡大。2015年には12.10%まで拡大する見通しだ。

中国で4Kテレビの販売が急速に伸びている一因として、価格の大幅な下落が挙げられる。最近では国産ブランドで、日本円にして10万円程度の製品も販売されているようだ。メーカー各社が量産を開始したことで競争が激化しているほか、パネルなどの部品価格も下落し、製品の値下がりにつながっているという。

既存のテレビ市場が伸び悩む中、中国の国内メーカーは今後も4K分野で積極的に攻勢をかける構えだ。最大手の創維(スカイワース)は来年を「4Kテレビ普及の年」と位置付け、同分野に注力する考えを示している。低価格化が一段と進む中、ソニー<6758>やシャープ<6753>などの日本勢は厳しい戦いを迫られそうだ。《NT》

関連記事