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日経平均は小幅下落、個人投資家の需給は良好【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:16JST 日経平均は小幅下落、個人投資家の需給は良好【クロージング】
10日の日経平均は小幅下落となり、38.90円安の15611.31円(出来高概算21億4000万株)で取引を終えた。日経平均は前日の大幅な上昇に対する反動から利益確定の流れが優勢となった。一方、SNS関連などへの物色が活発となり、ミクシィ<2121>が連日の年初来高値を更新。グリー<3632>、KLab<3656>などもストップ高を付け、DeNA<2432>が大幅高となるなど、売り込まれていた関連銘柄への見直しに波及している。また、9日に新規上場し、今日初値を付けたホットリンク<3680>と、今日上場し、初値を付けたブイキューブ<3681>はいずれもストップ高をつけており、個人投資家の需給は良好であろう。
全体相場は週末にメジャーSQを控えていることで先物市場ではロール中心の売買だったようだ。また、米国では大手行の自己勘定取引などを禁止する「ボルカールール」に関して、規制当局が10日に最終案を採択する予定となっており、様子見材料に。
明日はボルカールールの最終案を受けた米国市場の動向が材料視されることになるが、メジャーSQでの波乱も警戒されているようであり、方向感は掴みづらいだろう。そのため、良好な個人の需給は中小型株に集中しやすい。特に、SNSゲーム関連などこれまで売り込まれていた銘柄などには水準訂正を狙った見直し買いが入りやすそうだ。《KO》
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