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【木村隆のマーケット&銘柄観察】日本ケミコンは相場の変わり目が近付く、ファイナンス明け相場へ
日本ケミコン <6997> の相場がそろそろ様変わりしそうだ。11月25日に、1800万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しの実施を発表した。新株発行が最大で発行済み株式数の14.5%に達するとあって、株式価値の希薄化や株式需給悪化が嫌気され、そこを契機に下放れを余儀なくされた。しかし瞬間的な突っ込みの後は、短時日のうちに落ち着きを取り戻し、悪材料の織り込みは一巡した。
そして、3日に公募価格が367円に決まり、以後、陽線をつなぐ足取りとなっている。公募増資の払い込みが12月11日に予定されているが、そこらあたりから、ファイナンス明け相場への期待が強まるパターンになりそう。
今2014年3月期の9月中間決算の営業利益は会社側計画の22億円を上回る24億2800万円(前年同期69億9000万円の損失)での上振れ着地となった。しかし、通期見通しの営業利益50億円(前期は69億9000万円の損失)については据え置いた。今後の環境が流動的としているが、後半の為替の想定レートは1ドル=95円、1ユーロ124円。大幅な為替メリットが発生する状況にあり、アナリスト筋はこぞって上方修正が有力と見ている。
同社が関わる、太陽光・風力発電等の新エネルギー関連やLED照明・インバータ等の省エネルギー関連、あるいはエコカー市場など、環境関連分野は持続的な伸張が想定され、同社を取り巻く環境は明るい。前3月期は69億9000万円の営業損失を計上しており、そこらあたりが株価面での割引状態につながっている。
今回のファイナンス資金は設備投資に振り向けるなど、会社側も先行きに自信を持ち始めている。訂正高の余地は大きい。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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