週刊ダイヤモンド今週号より~3月決算予想を徹底分析 業績相場に乗る銘柄はこれだ!

2013年12月9日 08:00

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記事提供元:フィスコ


*08:00JST 週刊ダイヤモンド今週号より~3月決算予想を徹底分析 業績相場に乗る銘柄はこれだ!
2014年3月期の第2四半期決算が出そろいました。各社の決算を見ると、収益改善が内需関連、外需関連を問わず、幅広い業種に広がっていることが分かります。野村証券が集計対象としている主要332社の13年度の業績見通しでは、電力会社が含まれる公益業種以外のすべてが増益。円安、米国経済の拡大、赤字事業の整理等による合理化効果などが寄与する見通しです。

業績拡大を受けて、株価全体も回復しています。円安進行による収益拡大期待もあり、日経平均株価の12月3日終値は1万5749円を付け、年初来高値を更新しました。13年度の利益は今後さらに上振れする公算が大きいとみられており、今後も、収益が上向く銘柄が買われる業績相場が続きそうです。

そこでダイヤモンド誌では今回、3月決算企業の第2四半期決算実績と通期予想を分析し、業績が上向く可能性の高い企業をあぶり出しています。まずは、「上方修正が期待できる銘柄群」。つまり第2四半期までの経常利益の進捗率が高いランキングですが、ここでは新光電気工業<6967>が首位を獲得。これにパナソニック<6752>、江崎グリコ<2206>などが続きます。

このほかにも、「利益予想の上方修正率の高い銘柄群」「3期連続増益で平均増益率の高い銘柄群」「リーマン前の利益を超えた度合いの高い銘柄群」「期初発表の配当を増やした銘柄群」を掲載。このうち後半2つのランキングで首位に輝いたのは富士重工業<7270>でした。

業績相場での銘柄選択の基準は利益成長にあります。ダイヤモンド誌が今回取り上げた5つの指標を活用して、今後の業績上方修正が期待できる、“業績相場に乗る銘柄”を探ってみてはいかがでしょうか。《NT》

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